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無骨なアイアン玄関横小物掛けラダー

無骨なアイアンウッドの家具「玄関横小物掛けラダー」のDIY。横棒として丸パイプ STK21.7×1.9をご利用頂きました

用途:玄関横小物掛けラダー
お買い物バック等を掛けておける様にラダーの横棒に使用いたしました。
無骨なアイアン感・太さ・重さが仕上がりに満足です。

東京都 監物(ケンモツ)様

ご購入商品

  • STK 21.7×1.9 (一般構造用炭素鋼管)/250mm

商品ページはこちら。切断寸法240mmにてご購入頂きました。

無骨アイアンと木のぬくもりのコラボレーション

この形状の家具はあまり見かけたことがないのですが、一般的に使われているものなのでしょうか?検索したところ、このようなハシゴ状の家具は「ラダーハンガー」や「ラダーラック」「ラダーシェルフ」と呼ばれているようです。置いてあるだけでもオシャレな感じが出て、実用的でもある。玄関先でバッグやコート、傘等を掛けておいたりするのに重宝しそうです。

ウッドの色合いもよく、無骨アイアンとの相性がいい感じに仕上がっています。仕上げは蜜蝋ワックスとの事なので肌触りや質感も良さそうです。

気になるパイプの接合部

筆者が気になったのはどうやって鉄パイプと木を接合したのか?という点です。ここの接合は寸切りボルト(長ネジ)を通して、特殊なナットで留めたとの事でした。なんでも、廃材となった自動車のエンジン内部で使われているナットを使用したそうで普段から色々な部材に接しているところから生まれたアイデアではないでしょうか。

自動車(廃材)エンジン内部のナット

自動車のエンジン内部で使われている特殊なナット。普段あまり目にしない形状のナット。

寸切りボルトと特殊なナットの組み合わせ

寸切りボルトと特殊なナットを組み合わせて鉄パイプを固定したとの事。

錆止めには蜜蝋ワックス

無骨なアイアン感を出すためには無塗装で鉄の生地そのままで使うという選択肢がありますが、問題になるのはサビ。何かしらの処置をしないと屋内といえどもサビが発生します。この点を伺ったところ、ウッド部分にも使用している蜜蝋を塗っているとのお話でした。こまめに塗ればサビの問題も無いそうです。お手入れは大事、ですね。

自作S字フック

写真に写っていたS字フックも気になっていたので質問したところ、こちらも自作との事。

自動車のボンネットの廃材を切り出してフラットバーを製作し曲げ加工して、黒染め仕上げしました。

との事で、切り出して曲げて、脱脂等の下処理を行って…と、かなり手間を掛けて作られています。既製品では自分の思った通りのものが売られていない事も多々あります。無いものは作る。手間はかかるけれども愛着も湧きます。黒染め、すごくキレイに仕上がっていますね。

自作のS字フック

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