水道メーターボックス(量水器ボックス)の蓋(ふた)を縞鋼板(しまこうはん)で製作しました
水道メーターボックスの蓋として使用したいが、蓋を開けるときの指を入れる穴は開けていただけますか。また、四隅が直角ではなく少し丸くなっているがR加工は可能でしょうか?
香川県 O様
量水器ボックスの蓋は何度か依頼を受けて製作したことがありますが、市町村によって使われている量水器ボックスの種類が違ったり、また、公設と私設では使う量水器ボックスが違ったりするため蓋の大きさや形状も様々。設置されている量水器ボックスに合うように寸法を指定して頂く必要があります。
以前製作した図面をお送りしたところ、それを参考に丁寧な手書き図面を送って頂きました。ここまで書かれていれば完璧です。
縞鋼板の4.5mm、レーザー切断にて製作させて頂きました。このままでは濡れると錆びるので錆び止塗装+上塗り塗装した方が良いと思います。
硬いものは割れやすい
量水器ボックスの蓋の素材は鋳物(いもの)かプラスチック(FRPまたはABS樹脂)となっていて、プラスチック製の蓋の耐用年数は5年程度と意外と短い印象。
鋳物製の方が耐用年数は長いけど、実は鋳物って以外と割れます。鋳物は硬度がある(硬い)けど粘りがない性質、という事です。硬いけど割れやすいもので最も分かりやすい例はガラスですが、硬いものは衝撃に弱いという性質があります。
SS400が代表的な鋼板(こうはん)は粘りがあるので割れるということはありません。量水器ボックスの蓋には意外と向いている素材です(曲がったり反ったりすることはありますが)
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